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ひさしの出巾と効果

 

 

                                                  

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ひさしの出巾を選定するには。遮光について。

@夏期  直射日光を遮り冷房負荷を軽減して省エネを図りたい。

A冬期  できるだけ陽射しを室内に取り入れたい。

地域によって異なる日照角度や開口部の高さに応じて出巾を選定して下さい。

各地の緯度と南中時の日照角度

  緯度 夏至 冬至
札幌 43.05 70.22 23.68
仙台 38.27 75 28.46
金沢 36.56 76.88 30
東京 35.68 77.59 31.05
大阪 34.68 78.59 32.05
鹿児島 31.57 81.7 35.16

ひさしの出巾を選定するには。雨の振込み防止について。

@玄関、勝手口  へいせいアプローチ600。出巾が600mmとゆとりある設計のため

            雨の日の建物への出入りに余裕が持てます。

A居室の窓、風呂場、台所の窓などに

            スタンダードタイプ15用。へいせい15用。

            サオ受け金具を取り付ければ洗濯物干しに。

 

家についている庇(ひさし)、

雨よけのためについていると思っている人が多いのではないでしょうか?

(私はそう思ってました・・・)



しかし、雨よけだけではなく、『夏』の熱い日射をさえぎる効果もあるんです。

なぜ、『夏』限定かというと、冬はちゃんと日光が入るようになってるんですね。

というのも、夏と冬で太陽の上がる角度が違うので、

夏の高い位置からの日射はさえぎりつつ、

冬の少し傾いた角度からの日射はさえぎらないようになっているんです。

庇の長さが、それを可能にしているんですね。

太陽の上がる角度は南にいくほど高く、北に行くほど低くなるので、

本来は同じ日本国内であっても、

地域によって庇の長さが違っていなくてはいけないんですよ。

また、庇をつける方角によっても違っていなくてはいけません。



もちろん、雨よけの意味も大きいです。

庇のついていない窓を開け放しておくと、

雨が降ったときに直接、雨が家の中に入ってしまいます。

庇がついている、ついていないで、ぜんぜん雨の吹き込み方が違いますから。

また、雨漏りは窓回りがおきやすいのですが、

庇がついているとそれを防ぐ効果もあります。

現在リフォームさせていただいているお宅は築50年ですが、

木製の雨戸の溝が今でも腐らず残っています。

これも庇の効果大だと思います。



最近はデザイン重視で庇をつけない家もあるのですが、

本来意味の無いものがついているわけも無く、

家をこれから建てる人は庇の効果もきちんと考えられるといいと思いますよ。

           

 

 

 

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最終更新日 : 2009/06/24